RPF製造
RPF
RPF(固定燃料)とは
「Refuse Plastics・Paper Fuel」すなわち「プラスチック及び紙から得られる燃料」の略であります。 産業廃棄物を主体とし、特定の事業所から排出される特定のプラスチック・ 紙を原料としているのが特色です。 RDF(「Refuse Derived Fuel」すなわち「ごみから得られる燃料」)に対し、素性がはっきりしているため、固形燃料の品質の安定が図れます。
RPFの用途と将来性
資源エネルギーを輸入に頼っている日本にとって、RPFは重要な資源であり、すでに製紙産業・セメント産業・鉄鋼産業等の熱エネルギーを利用する産業での廃棄物燃料として、導入が活発になってきています。廃棄物をRPF化すると燃焼カロリーが安定(石炭と同等)になると共に、輸送性や貯蔵性が向上するなど燃料として使いやすくなる多くのメリットが生じます。これによってエネルギー回収の優れた多様なシステムを実現することが可能となります。
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RPFの取扱量
RPFの品質
RPF分析内容です。ご利用のニーズに合わせて対応致します。
品種/等級 | RPF-coke | RPF | 測定方法 | ||
---|---|---|---|---|---|
– | A | B | C | ||
高位発熱量 MJ/kg |
33以上 | 25以上 | 25以上 | 25以上 | JIS Z7302-2 |
高位発熱量 kcal/kg |
7,887以上 | 5,975以上 | 5,975以上 | 5,975以上 | 参考値 |
水分 質量分率(%) |
3以下 | 5以下 | 5以下 | 5以下 | JIS Z7302-3 |
灰分 質量分率(%) |
5以下 | 10以下 | 10以下 | 10以下 | JIS Z7302-4 |
全塩素分 質量分率(%) |
0.6以下 | 0.3以下 | 0.3を超え0.6以下 | 0.6を超え2.0以下 | JIS Z7302-6 |
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